久しく国内入荷の無かった『Model 330/12』が、待望の国内入荷です！
Rickenbackerの定番モデルともいえる人気機種Model 330。この330の12弦バージョンは、スタイル・サウンド・価格のバランスが取れたリッケンバッカー12弦ギターの人気機種。
エッジの効いたショルダーを持つ330のスタイルが、独特のトーンを奏でるリッケンバッカー12弦サウンドを持ち合わせた魅力的なモデルで、入荷自体が希少な12弦モデルの中でも国内入荷を待たれていました。
今回入荷したカラーは、何と言っても人気の高い『Fireglo』と、昨年の新発で話題となったメタリックレッドの『Ruby』の2カラーで、どちらも330の12 Stringsにマッチするレアカラー。




リッケンバッカーの称号を冠し、その存在を象徴する特徴的なヘッドスタイル。通常の6 Stringsモデルとは違って、ノーマルの6個のマシンヘッド(ペグ)に加えて、スロットスタイルを持つ6個のマシンヘッドが加えられており、これによりストリングナットを通過した12本の弦は、機能的にヘッドに収められている。
低音弦サイドは、副弦(通常のメインとなる6弦に対する追加弦)がスロットに、高音弦サイドは、主弦(通常の6弦モデルにあるメイン弦)がスロットに収められている。




リッケンバッカーの12弦モデルは、ギターを通常に構えて演奏した際に、主弦(通常の6弦モデルにあるメイン弦)が上側で、副弦(通常のメインとなる6弦に対する追加弦)が下側になる。つまり、ダウンストロークにてピッキングした際には、主弦が先にピッキングされ、それを追う様に副弦がピッキングされる。これによって、リッケンバッカー独特のコード和音が弾き出されるのです。もちろん、これにフィンガリングや様々なコード押弦、ピッキングのアップダウンなどが複雑に組み合わされ、あの12弦サウンドが生み出されるのです。

リッケンバッカーの12弦ギターに張られている純正弦のゲージは、主弦が高音弦より 10p 13p 20w 26w 36w 46w、副弦が高音弦より 10p 13p 10p 13p 20w 26wとなっており、3弦の主弦と5弦の副弦に使用されている.020弦がワウンド弦となっているのが特徴で、副弦は、全て主弦からのセレクトとなっています。
Rickenbacker 12弦用純正弦 Strings 95404

このモデルに搭載されるピックアップは、330に共通して搭載される『HI-GAIN PICKUP』2基が搭載される。モダン・リッケンバッカーサウンドを代表するシングルピックアップで、一般的なシングルコイルピックアップに対して比較的に直流抵抗値が高くなっており、各弦分離に優れた和音コード感と、適度なパワー感を兼ね備えたピックアップである。先述の個性的な12弦サウンドが、このピックアップによって、さらにリッケンバッカーたるサウンドになっていくのである。ブリッジ、テールピースは、12弦専用のブリッジセクションと12弦専用の"R"テールピースである。