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April 4, 2017[アーティスト情報]
忘れらんねえよ@日比谷野音!

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HONDAの原付キャンペーンソングとして、「スマートなんかなりたくない」のリリースが6/21に決まった"忘れらんねえよ"のワンマンファイナル『ワンワン!ワンマン!日比谷でワオーン』が、4/2(日)日比谷野外音楽堂で開催。

小春日和の日中からはやや気温も下がり、4月にしては肌寒い夕方の野音ー一足早いお花見客で溢れていた日比谷公園では、開演前の16:30から"忘れ"を楽しみに待つオーディエンスが開場。売店の缶ドリンクで、ライブスタート前から体を温める光景も野音ならではで、"忘れ"オーディエンスの楽しみ方もひときわ野音にマッチ!

だいぶ傾いてきたとは言え、まだ昼間の日光量を残すこの時期の17:30、メンバーがステージに登場!

柴田のMCトークからスタートした会場は、演奏前からヒートアップ!オープニングナンバーから既に肌寒さを吹き飛ばす演奏とテンションで会場を煽る。

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国内ツアーを経て更にパワーアップした演奏は、サポートプレイヤーを加えながらも、ツアーで育んできた柴田、梅津の呼吸と演奏アンサンブルがうねりを出していた。強烈なパフォーマンスを武器にしながら己のメッセージと葛藤を軸に歌を伝えるヴォーカル柴田のギター、そしてそのボトム支えるベース梅津は、リッケンバッカーで終始プレイ。風などの天候の影響を直接に受けやすい野音のサウンド環境で、リッケンバッカーベースならではの輪郭に芯のある倍音を聴かせるメイプルサウンドは、梅津のプレイにより、会場のどのポジションでも常にベースサウンドのドライブ感を演出。

当日のセットリストでも、アップテンポなドライブ曲での激情的なパフォーマンスも然り、また随所に散りばめられた甘く切なく届く"忘れ"サウンドも然り、彼らの紡ぐサウンドが日の落ちた野音に響き渡る光景は、胸の奥を熱くすると同時に、少しだけノスタルジックに、まるで幼少の夕刻に感じた独特の切なさを思い出させる。

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彼らのライブの後にいつも感じるのは、音楽とはまさに人が演奏するものであるということ。

メッセージという心を演奏で伝える人間、それを体で受け止める人間により、その音楽の価値に想像を超える希望という魔法がかかるということである。彼らの音楽からは、彼ら自身の人間像というものを存分に感じてしまうのである。もちろん、とてもとても魅力に溢れた等身大の彼らを。

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『スマートなんかなりたくない』 (HONDA原付キャンペーンCMソング)MV



忘れらんねえよオフィシャルウェブサイト